「ヨーロッパとの集い2021:新型コロナ収束後のベトナム・EU」会議
25日、ハノイで、外務省は在ベトナムヨーロッパ商工会議所(ユーロチャム=EuroCham)と協力して、「ヨーロッパとの集い2021:新型コロナ収束後のベトナム・EU」をテーマとした会議を共催しました。
会議には各部門、機関、企業の代表およそ150人が参加しました。会議では新型コロナ収束後、政府と民間企業がベトナムとEUとの貿易、投資を強化するための協力方法について討議が行われました。
会議で、ユーロチャムのアラン・キャニー会長は新型コロナウイルス感染症により困難に直面しているEU=欧州連合企業を支援してきたベトナム政府に感謝の意を表明すると共に、現段階の最も重要な任務はベトナムと欧州連合との自由貿易協定のメリットの活用などEUとベトナムとの貿易、投資を集中的に強化するということを明らかにしました。
会議の一環として、ヨーロッパ企業とベトナムのいくつかの省や市の代表はオンライン対話に参加しました。対話で、外務省のトゥ・アイン・ズン次官は次のように語りました。
「ベトナム政府は適切な貿易政策を通じて、常にヨーロッパ企業との協力に有利な条件を作り出しています。ベトナムの各地方の行政府は新型コロナによる多くの困難に直面しているにもかかわらず、経営投資環境の改善、経済構造の転換に絶え間なく努力しています」
この機に、ユーロチャムは今回で13回目となる「ユーロチャム白書」2021年版を発表しました。