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インスピレーションを与える成果

27/03/2021

国連のミレニアム開発目標と持続可能な開発目標の実施プロセスにおけるベトナムの成果も高く評価されています。 実際、ベトナムのGDP=国内総生産の規模は1985年の140億ドルから2020年に19倍増に当たる2620億ドルに増えています。したがって、ベトナムはかつての貧しい農業国から世界の新興国16か国の1つになっています。

経済発展事業の成果は、政府が社会保障や、文化・社会発展、人権保護、社会的弱者の権利確保などを促進するための有利な条件となっています。これまで、党と政府は、貧困解消や、少数民族居住地での経済社会発展、少数民族出身の人々の生活改善などに関する118件の政策を発布してきました。また、社会福祉に国家予算の21%を支出しています。これらの政策により、2016∼2020年期におけるベトナムの多次元貧困率は2015年の9・88%から2020年に3%以下に低下しました。また、遠隔地や、山岳地帯、離島のインフラが近代的に整備されるほか、政府はおよそ300万人の貧困者の医療保険料を負担しています。

これまで、ベトナムは経済発展事業の成功に伴い、人間開発や、人権保護事業に多大な成果を収めてきましたが、党と政府は、今後もそれらを促進していく方針を打ち出しています。