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クアンニン省の持続可能な発展事業の鍵となったグリーン成長

18/03/2021

グリーン経済へ向けての経済構造の転換が全国各地の戦略的な目標とみられている中で、東北部のクアンニン省はこの分野で多大な成果を収めています。そして、同省は20202025年期における発展戦略において、その路線を堅持する方針です。

 

クアンニン省は、工業生産が経済構造の60%を占めています。その中で、石炭や、セメント生産、火力発電、造船などがあります。これらは重要な経済部門ですが、観光や、環境保護、海洋経済、水産物の養殖などにマイナス影響を与えています。こうした中、経済グリーン化を促進することは差し迫った課題となりました。

この数年間、クアンニン省は経済構造の転換に力を入れ、様々な成果を収めています。交通インフラ整備事業はその証とみられています。ハノイ・ハイフォン・ハロン高速道路や、ベトナム初の民営国際空港となったバンドン国際空港、外国の遊覧船専用のハロン船着き場などが建設され、経済グリーン化事業に貢献しています。

また、同省は観光を先端経済部門と見做し、その開発を積極的に進めています。昨年、同省はおよそ1400万人の観光客を迎えました。そして、今年、新型コロナウイルス感染症の深刻な影響を受けていますが、年末まで、300万人の観光客を誘致するという目標を設定しています。

クアンニン省観光協会のグエン・テ・フエ副会長は次のように明らかにしています。