チン首相、「デジタル企業の開発」国家フォーラム2021に出席

11日午後、ハノイで「デジタル転換・経済回復と発展の原動力」をテーマにした第3回デジタル企業の開発」国家フォーラムが行われ、ファム・ミン・チン首相が出席しました。

席上、チン首相は「デジタル転換は発展事業の客観的な要求である。これまで、国家デジタル転換は一転の成果を収め、デジタル･エコノミーのGDPへの貢献度が日増しに増加し、2025年までに20％に達する見通しである」と強調しました。

チン首相によりますと、デジタル転換は体制、インフラ、人的資源といった３つの重要な分野に直接的に関っている。デジタル転換を成功させるためには、人民、企業を中心に置かなければならないとしています。

また、チン首相は今後、実施すべき６つの任務を打ち出し、その中にデジタル転換への認識向上、デジタル転換に関するメカニズムの構築・完備、デジタル企業の開発、デジタル人材の育成、デジタル・インフラ、データインフラの整備が含まれています。さらに、2022年と2023年に、デジタル転換は「安全かつ柔軟な対応、効果的な疫病の抑制」と経済社会回復・発展の柱となると強調しています。

フォーラムの枠内でチン首相は「メイクinベトナム」デジタルテクノロジー製品の授賞式2021と展示会に参加しました。

なお、現在、ベトナムではデジタル企業6万4千社あまりが活動しており、今年の収益は1350億ドルを超えています。