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フック氏が国家主席としてキューバ公式訪問と国連総会の一般討論会に出席する

20/09/2021

キューバ共産党のミゲル・ディアス・カネル第一書記兼国家評議会議長の招きに応え、グエン・スアン・フック国家主席は18日~20日にかけてキューバ公式訪問を行った後、21日~24日までアメリカ・ニューヨークで開催される第76回国連総会の一般討論会に出席する予定です。

フック主席の今回の外遊は第13回党大会で承認された「独立、自主、平和、友好、協力、発展、国際関係の多様化、全方位」という対外政策を実施するための訪問であるとされています。フック氏が国家主席としてキューバ公式訪問と国連総会の一般討論会に出席するのは今回が初めてとなります。

フック国家主席によるキューバ訪問は両国が外交関係樹立61周年を記念する準備を行っている背景の中で行われるものです。

この60年、それぞれの国と世界情勢が大きく変化してきましたが、両国間の特別な伝統的友好関係は絶え間なく強化、発展させてきました。先頃、ベトナムのフアム・ビン・ミン副首相は「ベトナムとキューバとの特別な友好団結関係と相互信頼は国際関係に稀に見るものである。両国の共産党、政府、国会、各地方、社会団体は緊密な関係を結んでいます。

去る8月23日行われたグエン・スアン・フック国家主席とキューバ共産党のミゲル・ディアスカネル第一書記兼国家評議会議長との電話会談で、双方はゆるぎない団結を強調するとともに、いかなる状況にも互いに支持・支援する意向があることで一致しました。そのため、フック国家主席の今回のキューバ訪問は特別な意義を持っています。この機にダン・ホアン・ザン外務次官は記者団のインタビューに応え、明らかにしました。 

「現在の特別な情勢に、両国間の相互支援が非常に特別な意義を持っています。キューバが新型コロナウイルス感染症の第4波の影響を受けているベトナムにワクチンを支援することはベトナムに対するキューバの強い支持を示しています。これと同時に、ベトナムは現在、多くの困難に直面していますが、キューバに食糧を支援しています。これらの相互支援は両国間の伝統的関係の緊密さの表れと言えます」