ベトナムはグリーン成長に向けたエネルギー転換ポテンシャルを
12 月 1 日にハノイで開催されたグローバル風力エネルギー評議会 (GWEC) 会議での報告によりますと、ベトナムは風力発電、特に洋上風力発電に大きなポテンシャルを秘めており、国のグリーン成長に向けたエネルギー転換目標の達成機会とみなされています。
ベトナム風力発電 (VWP) は、GWEC の 2018 年から主催するこの業界の公式イベントです。これは政府と業界がベトナムの風力発電開発に係る問題について話し合うためのプラットフォームです。
ベトナム政府は再生可能エネルギーの開発促進のため、様々な政策とメカニズムを精力的に講じていると、商工省の一般電力・再生可能エネルギー総局の副局長であるファム・グエン・フン氏は述べました。
2021 年末までに、ベトナムの再生可能エネルギーの総設備容量は 20.7 GW と電力システムの累積設備容量の 27%超を占めており、ベトナムがこの点でリードする国となっています。この割合は、2050 年までに 59% に達すると予想されています。
政治局は、2020 年 2 月 11 日付、2045 年に向けたビジョンを掲げる2030 年までの国家エネルギー開発の戦略的方向性に関する決議第第 55-NQ/TW 号を公布しました。
この文書に基づき、風力発電と太陽光発電を優先して、化石燃料に代わる再生可能エネルギーの開発を奨励・促進するための画期的なメカニズムと政策を必要とされています。
出典:ニャンダン(人民)紙