ベトナムへの投資を促進

7月2日、SBF=シンガポールビジネスフォーラムはオンライン方式で、「2021年におけるベトナムの展望とチャンス」と題するイベントを行いました。これは、シンガポール企業にベトナムの経営投資環境や、FDI=外国直接投資の誘致を目指す優遇政策などに関する情報を提供することを目的としたものです。

席上、発言に立ったベトナム計画投資省のグエン・ティ・ビック・ゴック次官はこのイベントの意義を高く評価しました。ゴック次官によりますと、シンガポールは、ベトナムに投資している140か国・地域の中に3位に立っていましたが、今年上半期におよそ56億4000万ドル相当の新規投資額を登録したことで、1位に前進しています。ベトナムとシンガポールは緊密な経済協力関係を結んでおり、複数の協力合意書や、協定を締結してきました。また、両国は多国間協力体制にも参加しているということです。

一方、シンガポール側の代表は、「シンガポール企業にとって、教育・訓練や、電子商取引、電子決済などは魅力的な分野となっている」と明らかにしました。イベントを通じて、両国企業は交流し、パートナーを探りました。