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ベトナム企業の魅力的な投資先となったラオス

03/06/2021

この数年間、ラオスへのベトナム企業の投資は迅速に増加しています。ラオスへの投資を行っている中小企業の成功に伴い、多くの大手企業はラオスの銀行や、通信、航空などの分野に投資を進めています。現在、ラオスはベトナム企業の魅力的投資先と見られています。

ベトナムとラオスは伝統的な関係があります。現在、ベトナムはラオスへの投資を行っている国々の3位にたっています。2011~2015年期に、その投資はプロジェクトの件数と額の両面で連続的に増えました。

今年9月末まで、ベトナムはラオスで、266件のプロジェクトを実施しており、その投資総額は50億ドルを超えています。ラオスは、ベトナム企業が投資する64ヶ国・地域の中でトップに立っています。ハノイ経済大学のバイク・ゴック・タン博士は次のように明らかにしています。

「現在、ラオスへのベトナムの投資は、サービス業や、インフラ整備、農・林業、鉱産物、銀行などに集まっています。ベトナムはラオスの戦略的相手国で、両国関係の強化に多くのチャンスをもたらしています。両国は特別な政治関係があるので、ラオス政府はベトナム企業を優先対象と見なしています。」