ベトナム経済に対する信頼を維持する
8月にベトナム国内で新型コロナウイルス感染症が複雑に推移しましたが、ベトナムへのFDI額は24億ドルにのぼり、7月と比べて65%増となりました。
WB=世界銀行が15日発表したマクロ経済報告書によりますと、年初8か月間、 ベトナムへのFDI=外国直接投資額は140億ドルに達し、昨年同期と比べて2%減っています。その一方、実施されてきた外国直接投資額が117億ドルで、昨年同期と比べて2%増となりました。
8月にベトナム国内で新型コロナウイルス感染症が複雑に推移しましたが、ベトナムへのFDI額は24億ドルにのぼり、7月と比べて65%増となりました。これは外国投資家が引き続きベトナム経済に対する信頼を維持していることの表われです。
また、WBによりますと、2021年における経済はベトナム政府が9月に新型コロナ禍を効果的に制圧するかにかかっています。一方、WBは「ベトナムが今後も引き続き公共投資の実施を加速させると共に、個人消費の強化のため、新型コロナの影響を受けている世帯や企業、自営業者を支援する必要がある」と強調しました。