ベトナム経済展望を評価
ミュラー氏によりますと、2020年、新型コロナウイルス感染症の影響により、ベトナム経済の成長率は2・9%に低下しましたが、現在、迅速に回復しています。
今年上半期におけるベトナム経済状況に関するベトナム通信社のドイツ特派員のインタビューに答えた際、在アジア・太平洋ドイツ企業協会のASEAN担当エコノミストのダニエル・ミュラー氏はベトナム経済の展望を高く評価しました。
ミュラー氏によりますと、2020年、新型コロナウイルス感染症の影響により、ベトナム経済の成長率は2・9%に低下しましたが、現在、迅速に回復しています。第1四半期の輸出額は前年同期と比べ、22%増、輸入額は26・3%増となっています。また、年初からの4か月間におけるベトナムの貿易額は2065億ドルに達し、この10年間の最高となっているということです。
ミュラー氏は、「2021年におけるベトナム経済の成長率はパンデミック前の水準に達する見通しだ」と予測しています。