ベトナム 経済自由度ランキングで90位

ベトナムの経済自由度は前年と比べ+2.9ポイント上昇の61.７ポイントで、世界178か国・地域の中で90位に立っています。昨年から順位を15つ上げる躍進となりました。

 アメリカの有力シンクタンクであるヘリテージ財団（Heritage Foundation）がこのほど2021年版の「世界の経済自由度指数」を発表しました。これによりますと、ベトナムの経済自由度は前年と比べ+2.9ポイント上昇の61.７ポイントで、世界178か国・地域の中で90位に立っています。昨年から順位を15上げる躍進となりました。

また、アジア・太平洋地域では、ベトナムが40か国・地域の中で１７位となりました。

ヘリテージ財団によりますと、ベトナムの経済は成長を続けており、中でも製造・加工業が国内の経済成長に大きく貢献しています。ただし、ベトナムは国際貿易や国営企業の株式化、制度改革を強化する必要があると勧告しています。

「経済自由度指数」は4つの面（法制度、政府の規模、管理監督の効率、市場の開放）の12の指標（財産権の保護、司法の有効性、汚職の少なさなど）で経済の自由度を評価するものです。