企業とともに歩む政府
エコノミストらによりますと、疫病の状況がよく改善されていることから、疫病対策と経済回復に関する新しいアプローチ方法が必要とされています。その中で、企業が安全な生産・経営活動を確保することは重要な前提とみられています。先週末行われた政府と企業とのオンラインダイアローグで、ファム・ミン・チン首相は企業共同体の意見に耳を傾けたい意向を表明し、次のように語りました。
「各省庁、機関、地方は、法律や、共通の原則に基づいて、企業の問題を積極的に処理する必要があります。政策を定めるとき、企業の意見をまとめ、状況を分析するなどして、企業の賛同・支持を得る必要があります。また、行政改革を促進しなければなりません。」
政府は各地方に対し、ニューノーマルにおける経済回復計画を早期に立案するよう訴えています。一方、各地方と企業経営者らは、「安全な適応、臨機応変な措置、効果的な抑制」という政府の新しい疫病予防対策方針を歓迎するとともに、疫病制圧と経済回復のために政府と力を合わせてゆく決意を再確認しました。東北部クアンニン省人民委員会のカオ・トゥオン・フイ副委員長は次のように語りました。
「わが省は2つの具体的な措置をとっています。1つ目は、重点的なプロジェクトの進捗度を促進すること。2つ目は公共投資の調達を加速させることです。その目標は、9月30日をめどに重点的なプロジェクトへの資金調達率を80%を超えることです。」