日本の信用調査会社 ベトナム首相の訪日 日越関係強化への期待
福岡市に本社を置く信用調査会社「データ・マックス」のウエブサイトは21日、「ベトナム首相訪日、岸田内閣初の首脳級賓客 日越関係強化への期待」をテーマにした記事を掲載しました。
この記事は、疫病により多くの困難に直面したものの、コロナ感染防止と社会・経済の発展を両立させることに取り組んでいるベトナム政府の姿勢を明らかにし、ベトナムの新型コロナ予防対策を評価しました。
また、両国の貿易・投資協力について、コロナ禍による困難にもかかわらず、日本は依然としてベトナムへの投資を大幅に増やしています。今年1月〜9月、日本企業によるベトナムへのFDI(対外直接投資)は認可額で32.7億米ドルであり、ベトナムが同期間に受け入れたFDIの14.7%を占めており、また総額は昨年同期比94.9%増となりました。日本のベトナムへのFDIの累計総額は629億米ドルで第3位となっています。輸出入では、1月〜7月、両国の輸出入総額は245億米ドルに達し、前年同期比11.9%増となったとしています。
そして、この記事は、「ベトナム国内の生産活動が正常化し、各国との貿易が活発な状態に戻れば、ベトナムは日本の投資家を含む外国人投資家にとって有望な国であり続けるのではないか。」との見解を示しています。