栃木県とベトナム各地との協力強化
23日午後、日本と栃木県行政当局、ベトナムの計画投資省、在日本ベトナム大使館の連携で、ベトナム・栃木県投資促進会議が開催されました。日本を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は会議に出席しました。
席上、発言に立ったチン首相は、「ベトナムと日本との関係が良好に発展している中で、ベトナムと日本の各企業は、協力の為の大きなチャンスに恵まれている。安定した政治、体制完備、行政改革、人材の質的向上、インフラ整備、さらに、ベトナムの人々が困難な状態にあっても団結し合い、困難を乗り越えると同時に、常にお客さんに対する暖かいおもてなしで迎えるということは、ベトナムへの投資誘致に利点である」と明らかにしました。
さらに、チン首相は、今後も、栃木県が、ベトナムの多くの地方との関係を樹立し、協力関係を推進してゆくよう希望すると共に、「ベトナム政府は栃木県とベトナム各地との協力強化を重視しており、それに最も有利な条件を作り出してゆく」と強調しました。
ベトナム政府は、栃木県を初めとする日本の各企業が、デジタル転換や、インフラ整備、人材開発、インベンション・イノベーション、持続可能な開発、気候変動などの分野においてベトナムでの長期的かつ持続的な投資を行う為に、これらの企業と共に歩んでゆくと公約しています。