疫病への安全的な適応
保健省・医療環境管理局のグエン・リエン・フォン局長によりますと、疫病への安全な適応は、新規感染者ゼロという目標を追求することではなく、疫病対策に取り組む一方、人々の生命を確保し、社会経済発展活動や市民の日常生活を継続するということです。
去る10月2日に開催された政府の9月月例会議で、ファム・ミン・チン首相は、「社会経済の回復と発展は、新型コロナウイルスの予防対策に大きく左右されている。疫病の状況や、医療能力、疫病対策の経験、新型コロナウイルスのワクチン接種プロセスに沿い、生活の要求に応える一方、国内外の専門家の意見を参考にした上で、ベトナムは、疫病に安全でかつ柔軟に適応し、疫病を効果的に抑制するという戦略を実現することにしている。その中で、隔離、検査、治療は依然として重要な措置である」と強調し、次のように語りました。
「私たちは、隔離、検査、治療という3本柱を堅持しなければなりません。隔離措置の適応を厳格にし、良好に監視しなければなりません。検査を迅速的かつ合理的で効果てきに実現するべきです。そして、感染者が重症化・死亡しないように感染者の治療を早期に行う必要があります。その3本柱を基にして、私たちは、疫病対策に関わる良い方法を実現しています。それらは、マスクの着用・消毒・間隔・大勢で集まらない・健康申告という『5K』のスローガンを徹底する他、ワクチン接種、治療薬、技術導入、そして市民の意識ということです。」