行政手続き担当幹部の質向上へ

奉仕精神で効果的かつ効率的な運用を示すクリーンでモダンな行政管理を構築することを目標としてクアンニン省は、公務活動における幹部、公務員、特に行政手続きを処理する公務員の標準的な行動スタイルの構築と専門資格に特別に注視しています。これにより、行政手続きを可能な限りで迅速に解決する上で、人々と企業にとっては最も有利な条件を与えられています。 

現在、各レベルの行政センターは、組織と市民に便宜を図る為、原則「5つの現場」に従って行政手続き処理を実施しています。

規定よりの受理時間の短縮と共に、センターで受付、査定、承認、捺印し・結果発表の原則「5つの現場」に則った行政手続の解決を目指し、クアンニン省党委員会と人民委員会は、当局、セクター、地域の責任者に対し、センターへの幹部を派遣する際には、優れた能力、専門知識、実務経験、倫理的資質、コミュニケーション能力を備えた人材を選択し、また12 か月以上の任期で、センターで行政手続きを直接解決可能な権限を有する副部長以上を任命するよう指導しました。

組織と市民のニーズにより良く応えるため、各レベルの行政センターと坊村レベルの窓口部門には、センターでの従業員と行政手続きの結果を監視・評価するための監視カメラ、満足度調査機器等最新の機器が装備されています。

市民によりますと、各レベルの行政センターは対応スタイルが良く行政手続きが迅速と評価されています。

2022年上半期の調査結果に基づき、市民と企業の99.6％が、各レベルの行政センターの優れたサービススタイルと迅速な対応を認めています。これは、センターのサービス質の最も客観的な評価でもあります。

これまで、各レベルの行政手続の解決プロセスに関与する公務員達は、殆ど高い責任感、献身的なサービス態度、市民との適切なコミュニケーションと行動等一般的な要件を基本的に満たしており、センターでの行政手続きを実施する過程で、組織、市民、企業との信頼・良好関係を作っています。ただし、一部の地域の窓口部門は、特に行政手続きを解決するための情報技術の適用において、まだ特定の限界もあるようです。