高い付加価値を作り出すため
「この高原地帯で、パッションフルーツを主要栽培物にしています。パッションフルーツの生産量は高いです。多くの企業は買おうとしているので、その栽培面積を広げます。」 こうした中、農業農村開発省は、「新型コロナの影響を受けるにもかかわらず、農産物の輸出は発展の余地が大きい」とし、農産物の生産・輸出の促進を目指し、様々な措置をとっています。その中で、地方・企業・農家の連携の緊密化は効果的な方法と見なされています。同省の農産物加工局のグエン・クオク・トアン局長の話です。
「高い付加価値を作り出すために、栽培物を変えることができます。特に、農産物の消費問題の解決です。これは、生産性の向上と消費市場の拡大を両立させるという二重の任務を実施するプロセスにおいて、最初のステップです。」 農業部門は2021年にも再構築事業を促進していく方針を打ち出しています。したがって、農産物加工分野への投資誘致は重要な問題とみられています。これを目指し、農業農村開発省は、農業の機械化や、加工業の近代化、先進的な農産物保管技術の導入などに関わる複数のプロジェクトを実施する計画があります。