20年の各省・市競争力指数(PCI)、クアンニン省が4年連続トップ
ベトナム商工会議所(VCCI)と米国国際開発庁(USAID)が発表した2020年の各省・市競争力指数(PCI)ランキングによると、東北部地方クアンニン省が75.09ポイントで4年連続でトップを維持した。
同年のPCIはベトナム全国の企業1万2300社を対象に実施したアンケートに基づくもの。1万2300社のうち民間企業が1万0700社、海外直接投資(FDI)企業が1600社。
2020年のPCIランキングトップ10は以下の通り。
1位:東北部地方クアンニン省(75.09ポイント)
2位:南部メコンデルタ地方ドンタップ省(72.81ポイント)
3位:同ロンアン省(70.37ポイント)
4位:東南部地方ビンズオン省(70.16ポイント)
5位:南中部沿岸地方ダナン市(70.12ポイント)
6位:南部メコンデルタ地方ビンロン省(69.34ポイント)
7位:北部紅河デルタ地方ハイフォン市(69.27ポイント)
8位:南部メコンデルタ地方ベンチェ省(69.08ポイント)
9位:ハノイ市(66.93ポイント)
10位:北部紅河デルタ地方バクニン省(66.74ポイント)
PCI指数は、参入コスト、土地使用・維持コスト、透明性・情報アクセスコスト、規制実施までの期間・行政手続きの早さ、インフォーマルチャージ(非公式手数料)、地方自治体の積極性、ビジネスサポート体制、労働力の質、法制度、公正な競争環境の10指標に基づいて評価している。