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2045年をめどにベトナムを強固な国にする目標達成へ (2)

25/03/2021

 一方、フルブライト大学の教授ド・ティエン・アイン・トゥアン博士は、「ベトナムは年平均成長率を7%の程度に維持できれば、2045年に、世界の高所得国のレベルに達する見通しである」とし、「これを目指し、政府の役割は非常に重要である」と分析しました。トゥアン氏の話です。

「政府は、経済の再構築や、成長促進、企業支援などにおいて、非常に重要な役割を果たしています。ベトナムのパブリックビジネスマンの数が日増しに増加していくことを望んでいます。パブリックビジネスマンというのは新しい概念ですが、彼らは、責任・名誉・良心というスローガンを掲げ、国家・国民に奉仕する実業家です。」

他方、ベトナムの格安航空会社「Vietjet Air社」のグエン・ティ・フゥオン・タオ社長は、「『ダイアローグ2045』は企業や、実業家、知識人を鼓舞するものになる」との見方を示しています。タオ女史によりますと、現時点で、民間企業は経営思考を刷新する必要があるとしています。

「政府が民間経済セクターに信頼を置くことを望んでいます。また、民間経済セクターの発展を促進するために支援していくよう期待しています。その中で、中小企業や、農村部の企業、起業家は優先対象となります。」         

「ダイアローグ2045」で、フック首相は各企業に対し、「ベトナムを強固な国に発展させるために力を合わせていくよう」訴えました。また、「『ベトナム2045』は美しい絵であり、それぞれの企業や、若い世代はその絵に自らの美しい模様を描くことができる」と強調しました。