APPFFに積極的に参加
既にお伝えしましたように、APPF-29=第29回アジア太平洋議員フォーラム総会の主催国である韓国の朴炳錫(パク・ピョンソク)国会議長の招きに応じて、ブオン・ディン・フエ議長率いる国会代表団は13日から15日にかけて、オンライン方式でこの総会に参加する予定です。
国会対外委員会のブ・ハイ・ハ委員長によりますと、総会で取り上げられる課題は地域の平和、安定、安全保障、発展にとって実用的な課題である。総会でフエ国会議長はスピーチを行い、多国間議会外交と地域の平和、協力、発展の推進、及び疫病収束後の回復に対するベトナムの責任感を示すとしています。ハ委員長は次のように語りました。
「各国に対し、団結と協力を強化し、地域の平和、安全保障の維持やベトナム東部海域をはじめ、海上・上空の自由航行、安全保障の確保に尽力するよう呼びかけます。ベトナムはパートナー国と連携し、新型コロナ対応、ワクチンの共有、技術移転に取り組むとともに、COP26 の合意書を精力的に実施していきます。一方、経済について、各国に対し、法的枠組みの整備やデジタル転換、経済構造の移行を進め、疫病収束後の回復、循環経済、グリーン・エコノミーの構築に力を合わせるよう提案します。」
なお、APPFは日本の中曽根康弘元首相が主導し、1993年に設立した国際会議です。現在、27カ国が加盟しています。